手が荒れて困る。
これは主婦なら誰もが感じていることではないでしょうか。
そして、荒れた手は見た目よりも老けて見られます。
また、指輪やネイルといったおしゃれも似合いません。
この手荒れも乾燥する冬場だけ酷くなる人もいれば、年中悩まされている人もいます。
私は仕事がスーパーのレジ打ちなので、年中、手荒れ問題に向き合っています。
この手荒れってなやなや治すことができない厄介なもの。
そんな厄介な手荒れの原因とお手入れの方法をご紹介します!
きちんとケアすれば、頑固な手荒れを改善することもできるんですよ!
これが手荒れになる3つの要因
水仕事が多い
手荒れになる原因で一番多いものが水仕事。
この水仕事ですが、洗剤とお湯という組み合わせは最凶最悪!
一気に手荒れを進行させてしまいます。
その理由は、洗浄力の強い食器用洗剤に触れることで、手を保護する皮脂も洗い流してしまうからです。
その上、熱いお湯を使用すると、皮脂だけではなく角質層の中の天然保湿成分まで一緒に奪われてしまうんです。
そのため、肌の表面が乾燥して硬くなる→ひび割れやあかぎれが起こる。こんな悪循環になってしまうんです。
私も手荒れには悩んでいるんですが、2週間ほど入院していた時があるんです。
当然、その間は洗い物などしません。すると、手荒れがキレイに治ったんです。
それほど、洗剤をつかう家事は、手に負担をかけているんですよ!
紙や布、スマートフォンなど
紙や衣服を触る機会が多い仕事の人は、物に触れるたびに皮膚の水分や油分が奪われています。
それが原因となって、肌が乾燥しやすくなるわけです。
私はスーパーのレジをしているので、毎日のようにお金を触っています。
その時、紙幣を数えるために指先を濡らすことが多いです。
水仕事のように洗剤は使いませんが、常時濡れている状態だと、水分は補給できても油分は奪われます。
また、スマホや紙幣などは雑菌が多く付着していることはご存知ですよね。
そして、荒れた手は小さな傷がたくさんついているのと同じ状態なんです。
そんな傷口から雑菌が侵入して繁殖すると、炎症が悪化しやすいということもありますよね。
なにより、物に触れる機会が多い=手を洗う回数が増える、ということです。
これによって、必要な角質層まではがれてしまう。
となると、肌のバリア機能が失われるという悪循環になってしまうんです。
季節によるもの
夏は大丈夫だったのに、秋になると急に肌トラブルが出てくるっていう経験ありますよね。
これは、秋冬になると空気が乾燥してくるのが原因なんです。
どうしてか?
それは、空気が乾燥すると、湿度が少なくなり肌の水分量が減ってしまうからです。
これがお肌の乾燥になってくるわけです。
また、寒い外気にさらされることで体の末端の血行が悪くなります。
そうなると、肌の代謝も低下してしまうんです。
私は冬になるとコタツの中でゴロゴロするのが好きなんですが、そうするとのどが渇いてしまいます。
のどが乾いたら水分を補給すれば問題ないんですが、この時、肌も乾燥しているんですよね。
他にもコタツに入っていて、手がカサカサになったという経験ありませんか?
これも肌荒れにつながっていくんですよ。
手荒れのお手入れはどうすればいいの?
手荒れの対策として有効なのはやはり保湿です。
とはいえ、保湿は根本的な解決策ではありません。
でも、角質を修復しないことには手荒れは治りません。
また、湿度が60%以下になるとお肌は乾燥しやすくなるんです。
なので、冬場など乾燥しやすい時期は室内の加湿も対策の一つなんですよ。
そして、室内の加湿だけではなく、ハンドクリームを塗ることで保湿することも重要です。
それ以外にも水仕事をする時はゴム手袋をつけましょう。
たしかにゴム手袋をつけるとゴワゴワした感じがして、食器を落としそうになったりします。
でも、この頃ではいろいろなゴム手袋があります。
柔らかな素材で手にフィットするものを探せば、水仕事も楽になるんではないでしょうか。
自分の気に入ったゴム手袋をみつければ、水仕事も楽しくなりますよ!
大切なのは日頃のお手入れ
手荒れの対策で重要なのは、やはりしっかりとしたケアです。
なぜなら、正しいケアをすることで肌荒れを予防することも悪化を止めることもできます。
そして、手荒れの原因の大半は洗い過ぎや刺戟です。
なので、ハンドクリームやゴム手袋などで物理的に守り、アフターケアをしっかりすることで改善が期待できます。
手がキレイになるだけで、見た目年齢が一気に若くなるんです。
お手入れをしっかりして、キレイな手になりましょうね!